渡辺曜研究委員会

渡辺曜について考察するブログです。

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渡辺曜を再考する⑲:「渡辺曜の母親はいかにしてひろこになったのか?」

渡辺曜の母親とされている人物についての情報をまとめました。

【更新履歴表】

*2018年1月1日・初投稿

*ツイッターユーザーさんからの指摘を受け、一部加筆修正しました【2018年1月2日・追記】

1. 渡辺曜の母親とは何者なのか? 

2017年12月23日(土)に放送されたTVアニメ2期12話は、いわゆる渡辺曜界隈において大きな衝撃をもって受け止められました。渡辺曜の母親とされるキャラクターが、初めて描写されたためです。

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↑画像は〈TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期12話「光の海」〉より

画像の下中央に位置する人物が、いわゆる渡辺曜のママであるとの指摘がなされています。そのためTwitterなどでもこの渡辺曜ママのイラストなどを確認することができます。 

 

しかしながら、2017年12月31日時点において、この人物を渡辺曜の母親であると断定できる根拠はありません。

 

上の画像は千歌ママが内浦の人々をラブライブの大会に引率したという場面になります。ここでは津島善子ママ、黒澤姉妹のママ、桜内梨子ママ、国木田花丸の祖母が登場しているため、いわゆるママライブとしての文脈から、当該人物を渡辺曜ママとする解釈が一般的です。

 

しかしこれは状況証拠からの推論に過ぎず、そもそも渡辺曜の親族なのか否かも含めて断定はできません。

一応TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期8話「HAKODATE」にて、渡辺曜が「(千歌に対して)どんな感じなの、お姉ちゃんって?」「(千歌の姉のいる感覚の話を受けて)いいなぁ~わたしそういうのよくわからないけど」と述べていることから、渡辺曜の姉である可能性は低いです。

しかし渡辺曜の従姉(いとこ)である可能性も捨てきれず、現時点では結論を出せません。

www.wtnbyou.com

1-1. 現在判明している渡辺曜の母親について設定

ここでは2017年12月31日時点で判明している渡辺曜の母親にまつわる設定や情報について紹介します。

1-1-1. 帰りの遅い渡辺曜を叱責する渡辺曜ママ

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あくまで推定ですが、帰りが遅くなった渡辺曜に「いい加減にしなさい!」と電話で怒る渡辺曜ママはいるかもしません。

志満姉が運転する車内にて

渡辺曜うん…うん…(スマホを耳元から離す)

志満姉大丈夫だった?

渡辺曜はい、いい加減にしなさいって怒られちゃったけど

TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期3話「ファーストステップ」より

渡辺曜の父親が普段から家を空けていることを考慮すると、この電話主は渡辺曜の母親である可能性が高いです。 

1-1-2. 「水着忘れてる」と教えてくれる渡辺曜ママ

またコミック版『ラブライブ!サンシャイン!!』では、朝から遅刻しそうな渡辺曜に「水着忘れてる—」という渡辺曜ママらしき人物の台詞が確認できます。

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↑画像は〈ラブライブ! サンシャイン!!(2) (電撃コミックスNEXT)〉71頁より

ただしこちらも渡辺曜の家には普段から父親が不在であり、いるとすれば渡辺曜ママである可能性が高いとの推論に過ぎません。

1-2. いまだベールに包まれた渡辺曜の母親

以上が2017年12月31日時点で判明している渡辺曜の母親の情報です。渡辺曜ママについてはこれだけわかってる!というよりは、ほぼわからないというのが実情です。

そもそも渡辺曜ママは実在するのかどうかも不明であったため、TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期12話で渡辺曜ママが登場したときの衝撃は非常に大きかったです。

これまでもTVアニメに登場するモブについて、「これ曜ちゃんのママじゃね?」という指摘はたびたびありました(ただしどれも根拠は薄かった)。そのため2018年1月1日時点では先の画像の人物が、渡辺曜ママである可能性がもっとも高いといえるのです。

 

2. 渡辺曜界隈が生み出した「渡辺ひろこ」とは何者なのか?

ここでは狭義における渡辺曜界隈で語られる「渡辺ひろこ」にまつわる一連の言説について解説します。

ただし渡辺総研も比較的最近知った概念であるため、正確な記述であるとの保証はできません。あくまで渡辺総研が理解している範囲での渡辺ひろこ概念と認識していただければと思います。

2-1. 渡辺ひろこに対してのみ内弁慶な渡辺曜言説

「渡辺ひろこ」とは、一言でいえばTwitterのオタクたちが妄想によって作り上げたインターネットミームであり、いわゆる「渡辺曜は母親に対してのみ内弁慶」言説を補完するための中核概念といえます。

 

渡辺ひろこ概念は「渡辺曜は母親に対してのみ内弁慶」言説がその震源地となっています。この「渡辺曜は母親に対してのみ内弁慶」言説がどこからやってきたのかについては定かではありませんが、TVアニメ1期11話「友情ヨーソロー」が大きなトリガーになっていると考えられます。すなわちそれの放送日である2016年9月10日以降に発生した言説であると思われます。

 

これらの「渡辺曜内弁慶言説」に付随したひろこ概念は、「渡辺曜はオタク言説」「渡辺曜は童貞言説」との親和性が高く、渡辺曜にまつわる言説の中でも異様な存在感を発揮しています*1

togetter.com

↑「渡辺曜は母親に対してのみ内弁慶」言説はこちらのリンクを参照してください。

よってここでは「渡辺ひろこが登場したことで渡辺曜内弁慶言説」が生まれたというよりは、「渡辺曜内弁慶説を説明するために母ひろこの概念が要請された」とみるべきでしょう。あるいは「渡辺曜内弁慶言説を一言で言い表し、その言説伝播を加速させるための共通概念」といってもいいです。

▽★--------------★▽

2018年1月2日追記分

渡辺総研は「渡辺曜内弁慶言説」が生成された時系列を次のように説明していました。

  1. 伊集院光ラジオで構成渡辺くんの内弁慶ネタがあった
  2. 1期11話「友情ヨーソロー」で渡辺曜に「渡辺曜オタク言説」「渡辺曜童貞言説」が付与された
  3. 「渡辺曜オタク言説」「渡辺曜童貞言説」との親和性の高さから「渡辺曜内弁慶言説」が渡辺曜に付与される
  4. 渡辺曜内弁慶説が定着し、渡辺ひろこ概念が要請される

しかしご指摘を受け、上記時系列よりも下記の時系列のほうが適切であると認識しました。

  1. 伊集院光ラジオで構成渡辺くんが「内弁慶」に加えて「童貞」としてのキャラ付けをされていた
  2. 1期11話「友情ヨーソロー」で渡辺曜に「渡辺曜童貞言説」が付与された
  3. 一部の伊集院ラジオファンが「童貞」という属性、そして同じ苗字という共通点から渡辺曜と構成渡辺くんを重ねる
  4. 渡辺曜に「(本来は構成渡辺くんの属性であった)内弁慶言説」が付与される
  5. 渡辺曜内弁慶説が定着し、渡辺ひろこ概念が導入される

つまり一連の経緯は「渡辺曜内弁慶説」を基軸としたものではなく、「童貞言説」を媒介として渡辺曜と構成渡辺くんが結びつけられたということです。

 

また渡辺総研は「渡辺曜内弁慶説」「渡辺曜オタク説」「渡辺曜童貞説」を類似の言説概念として説明していましたが、こちらも正しくは「渡辺曜童貞説」に包括され、その内部に含まれる属性としての「渡辺曜オタク説」「渡辺曜内弁慶説」ととらえるのがいいかもしれません。

「渡辺曜オタク説」についても、「オタク」という概念が幅広く、またTVアニメ1期の時点で渡辺曜にはすでに「制服オタク」としての属性が付与されていたことを考慮するべきでした。 

 

この変更によって当記事の趣旨は変わらないものの、「渡辺曜内弁慶言説」の時系列理解が大きく変動するため、こちらで訂正をさせていただきます。またご指摘いただいたユーザー様には改めて感謝申し上げます【渡辺総研】

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それではこちらの「ひろこ」という名前はどこから来たのでしょうか?

 

「渡辺ひろこ」言説のインフルエンサーの1人である方にうかがったところ、この言説の元ネタはラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』であることが判明しました。

上記のラジオでは構成作家として渡辺雅史さんが参加をされており、また彼の母親ひろこさんがゲスト出演した回もあるようです*2。「内弁慶」というのもこれが元ネタのようです。以下は渡辺総研のメモ書きですが、内弁慶以外にもいろいろ元ネタがあるみたいですね。もし渡辺曜言説で下記のようなネタがあった場合にはそれは伊集院ラジオが元ネタである可能性が高いです。

  • 2歳で時刻表を読めた
  • 渡辺くんの長所と短所:「親と話してくれるところ」
  • 息子に対する希望:就職してほしい、大学は卒業してほしい
  • 絶対やるって言ったのにZ会やらなかった
  • 部屋に書棚を買ってあげたらキレられた
  • 浪人時代は勉強せずにチーズケーキやシュークリームを作っていた
  • 絨毯の部屋でバルサンたくの絶対拒否
  • 【その他】
  • 親の財布から金を盗もうとしたら、10年前の肩たたき券が入っていた
  • 親父の財布に家族の写真が入っていた。今日は(金を盗むの)やめといてやるか!

 

つまり結論としては「渡辺曜とひろこ・内弁慶は本来結びつきのないもの」ということです。このことにより「渡辺曜内弁慶言説」はオタクによる戯言であり、本来ならば渡辺曜への風評被害に過ぎないことがわかります。

3. 渡辺曜界隈に激震!?渡辺浩子アカウントの登場!

ここまで渡辺曜ママの情報が限られていること、一部のオタクたちの間で「渡辺ひろこ」概念が語られていることを見てきました。

この2つの流れを受けて2017年12月に重大な事件がありました。なんと渡辺浩子アカウントが開設されたのです。

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twitter.com

こちらの渡辺浩子は渡辺曜のママ「ひろこ」としての系譜を受け継いだなりきりアカウントと考えられます。

 

後述しますが、この渡辺浩子アカウントは渡辺曜界隈に限らず、重大な問題提起をもたらすこととなりました。次の章では渡辺浩子アカウントの主な問題点について解説します。

4. 渡辺浩子アカウントの功罪

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↑画像元は〈コミック版「虚構推理」3巻〉6~7頁より

ここでは渡辺浩子アカウントについてあれこれ述べていきます。

  1. 非実在人物のなりすましという罪
  2. 公式設定への浸食可能性(渡辺曜内弁慶言説の事実上の容認)
  3. ひろこ言説権の独占
  4. ネットミームとしての学術的価値
  5. 渡辺浩子プロデュースチームのコンプライアンス意識
  6. 渡辺総研による渡辺浩子アカウントへの評価

順に見ていきます。

4-1. 非実在人物のなりすましという罪

Twitterなどではいわゆるなりすましアカウントが存在します。これはポジティブなものからネガティブなものまでさまざまありますが、たとえばアニメキャラクターを演じるなりきりbotなどもこれにあたるでしょう。

 

なりきりbotはいわゆる公式によって供給された台詞や設定をもとにツイートするため、公式キャラクターの設定に依拠します。またbio欄などでなりきりである旨を明示してることが多く、つまりは「あくまで二次創作的楽しみ方」であることを前提とします。

 

それでは渡辺浩子アカウントはどうなのでしょうか?

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渡辺浩子アカウントはbio欄に「沼津在住の主婦です。夫が定期船の船長を、娘がスクールアイドルをやっています。」と書かれています。よってなりきりである旨は告知されていません(のちの2017年12月30日に「渡辺浩子プロデュースチーム」の存在が示唆され、若干の綻びが垣間見えました)。

 

このアカウントでは公式による渡辺曜ママとされている人物の画像をアイコンにしている以外は、公式による設定をほとんど引用していません(引用していないというか、引用するべき設定がほとんどないというのが正確)。

 

つまり渡辺浩子アカウントとは、本来実在しないはずの「渡辺ひろこ」という人物のなりすましであるということです。しかしなりすましの対象である人物が実在しない以上、これをなりすましと呼んでいいのかは疑問が残ります。渡辺浩子アカウントとは、いわばオリジナルなきコピーであり、ある意味においてオリジナルなのです。

 

いずれにしても渡辺浩子アカウントの最大の問題点は、「渡辺ひろこ」という概念に実体を与えたことでしょう。本来オタクたちの妄想が作り上げた一言説に過ぎない渡辺ひろこが、その実在を認めざるを得なくなったのです。

 

4-2. 公式設定への浸食可能性(渡辺曜内弁慶言説の事実上の容認)

渡辺浩子アカウントの問題点は「渡辺ひろこ」という概念に実体を与えたことにとどまりません。狭義における渡辺曜界隈には渡辺曜(本人)を自称するツイッタラーさんがいますが、渡辺浩子アカウントがこの人を「よーちゃん」と呼び、渡辺ひろこ概念における渡辺曜と認定したことは非常に重大です。

 

このことは渡辺浩子アカウントにとどまらず、渡辺曜(本人)さんを事実上渡辺曜として公認したことと等しいためです。

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今まではオタクによる戯言ツイートとして受け流せた渡辺曜言説が、渡辺浩子アカウントによる相互認証により、準公式設定としての様相を呈してきました。

端的に言えば「お遊びにしては度が過ぎる」ということですね。これがにこまきのように公式に逆輸入されたら目も当てられません。

4-3. ひろこ言説権の独占

いわゆる渡辺ひろこ言説は狭義における渡辺曜界隈によって生まれ、相互発信を経て継続されてきました。つまり特定のユーザー間で共有・発展してきたということです。

 

しかしながら渡辺浩子アカウントの存在がその流れを断ち切ることになります。これからは渡辺浩子アカウントでのひろこ像がもっとも有力なひろこ言説であり、第三者の言説は後塵を拝することになります。

 

言い換えれば「みんなで作り上げた渡辺ひろこ言説」がこれからは「渡辺浩子アカウントによって独占的に保有される」ことを意味します。

 

この事態への反発なのかは定かではありませんが、狭義における渡辺曜界隈では渡辺浩子アカウントの開設者をめぐって犯人探しが行わており、さながら魔女裁判の様相を呈しています。その意味においてはすでに渡辺浩子アカウントの弊害は出ているのです。

 

4-4. ネットミームとしての学術的価値

もちろん渡辺浩子アカウントには評価するべきポイントもあります。

抽象的かつ都市伝説レベルに過ぎなかった渡辺ひろこ像に、アカウントを作ることでその実体を確保した点はやはり注目に値するでしょう。

2018年1月1日時点ではまだ測りかねますが、たとえば日本ネット界における1大ミームである「野獣先輩」や「止まるんじゃねぇぞ…」に代表される「オルガ・イツカ的言説」など、これらのネットミームに追随するその潜在可能性を秘めているとはいえるでしょう。

あえて「ラブライブ!」的文脈で評価するのであれば、「夢を言葉にすればいつか叶う」ということ、すなわち「みんなで叶える物語」の体現としての渡辺浩子アカウントという見方もできるでしょう。

4-5. 渡辺浩子プロデュースチームのコンプライアンス意識

先述した通り、当初の渡辺浩子アカウントにはなりすましを思わせるような記述が一切ありませんでした。しかし一部のツイートを削除する過程で「渡辺浩子プロデュースチーム」という謎の存在が示されました。

 

ちなみに削除された当該ツイートは以下の通りです。

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↑渡辺曜が客引きをしていると思わせるようなフィギュアネタツイートに「いいね」をする渡辺浩子アカウント(2018年1月1日時点ではいいね取り消し済み)。仮にも渡辺曜の母親を名乗るのであれば、娘の背信行為にいいねするんじゃない

 

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↑もはや渡辺曜も『ラブライブ!サンシャイン!!』にも関係のないツイートにするいいねをする渡辺浩子アカウント(のちにリツイートもしていたが、2018年1月1日時点では削除済み)。これは誤操作のような気もしますね。

 

これらの当該ツイートは渡辺総研のリツイートから行われたものであったため、すぐに気づくことができました。しかし渡辺総研としてはこれらの行為をミスとは感じるものの、いち早く謝罪ツイートをした渡辺浩子プロデュースチームの対応力は評価しますね。

そもそもコンプライアンス意識高かったらなりすまししないでしょ!ってツッコミはなしでお願いします(繰り返しにはなるが、非実在人物のなりすましはなりすましと呼べるのか疑問である)。

4-6. 渡辺総研による渡辺浩子アカウントへの評価

渡辺総研が一連の取り組みを「面白い」と感じたことは事実です。しかしながら2018年1月1日時点において、先述したようにメリットよりも弊害の方が目立つため、あまり肯定的には捉えられないというのが正直なところです。

第三者からのリプにも浩子口調(?)でお返事をいただきました。原則としては誰であっても渡辺浩子としての設定を貫くようです。

 

正直この記事を書いている時点で渡辺総研も「渡辺ひろこ」言説に加担していることになります。そのためこの立場でいうのもなんですが、あまり不用意に「渡辺ひろこ」言説を発信することは控えたいですね。

可能性としては低いですが公式に逆輸入されたり、「渡辺曜ってどんなキャラ?」「ああ!あの内弁慶な人ね!」とファンの間で共有されたら、曜ちゃんファンの人にも申し訳ないです。

やはり渡辺曜は多くの人に愛されているキャラクターですから、変なオタクの妄想とか願望とか言説をのっけて好き勝手語るべきではないでしょう。

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まああまりよそ様のことを言える立場ではないですね。

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それでも自分のことを棚上げして、渡辺浩子プロデュースチームに一言申すとすれば、やはり「渡辺ひろこ言説を預かるものとしての責任」は持っていただきたいですね。渡辺総研としても「なんでよーちゃん呼びなんだ。絶対よう呼びだろ!」とか「なんで”浩子”って漢字なんだよ!」など、思うところはいくつかありますが、渡辺浩子アカウントがひろこ界隈における公式なわけですから、文句を言う筋合いはありません。

 

渡辺浩子プロデュースチームにはこのような社会的責任を自覚したうえで、健全なアカウント運営をお願いしたいと思います。

 

また一応弁明しておきますが、この記事を書いている渡辺総研(渡辺研究員T)は渡辺浩子アカウントの運営とは一切関係ありません。とはいうものの、「渡辺総研が渡辺浩子アカウントの運営者ではないというエビデンス」も示せないため、容疑者から外れることもできません。

 

誰が運営しているのかは存じませんが、渡辺総研といたしましては渡辺浩子アカウントの今後の動向を注視していきます。

5. 総括

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渡辺総研は渡辺曜にまつわる言説を常時観測しています。今回取り上げた「渡辺曜内弁慶言説」についても2016年9月後半には把握していたので、その理解をここに記しておいたという経緯になります。

 

当ブログ的スタンスを示しておきますと、渡辺総研は2016年9月10日に放送された1期11話「友情ヨーソロー」以降の渡辺曜時代区分を「ポスト渡辺曜イズム」と命名し、「渡辺曜童貞言説」「渡辺曜内弁慶言説」はこれに位置づけられると考えています。

 

一方でTVアニメ2期での渡辺曜はいわゆる「渡辺曜童貞言説」から遠ざかる表象に終始し、これを「脱童貞のポストモダン渡辺曜主義」と命名しました。これが正しかったのかどうかはいまだわかりませんが、今は2018年はどのような渡辺曜が展開されるのか胸を躍らせています。

ちなみに渡辺総研がいうところの「渡辺曜研究」とは以下の3つに大別できます。

  1. 渡辺曜のキャラクター分析(e.g. 渡辺曜を再考するシリーズなど:渡辺曜を再考する⑮:「渡辺曜から読み解く”マウンティング行為”」 - 渡辺曜研究委員会
  2. 渡辺曜の神学的解釈論(e.g. 渡辺総研(=筆者)の個人的趣味:渡辺曜を再考する⑰:「渡辺曜がイエス・キリストである10の理由」 - 渡辺曜研究委員会
  3. 渡辺曜の社会学的分析(e.g. シンクタンク渡辺総研として公的研究アプローチ:渡辺総研レポート②:「渡辺曜挙国一致内閣の趨勢と渡辺曜敗戦論」 - 渡辺曜研究委員会

 

2017年は渡辺曜の神学的解釈論が多めのウェイトを占めていたので、2018年はキャラクター分析や社会学的分析にも力を入れていく所存です。

 

P.S. 年が明けました。本年もよろしくお願いします【渡辺総研・一同】

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*1:「渡辺曜内弁慶言説」は「渡辺曜はオタク言説」「渡辺曜は童貞言説」と親和性が高いというよりも、これらすべてが1期11話「友情ヨーソロー」を起点に発生したディスコースであるとの認識がより正確かと思います

*2:『伊集院光 深夜の馬鹿力』第216回 1999年11月29日放送