渡辺曜研究委員会

渡辺曜について考察するブログです。

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渡辺総研コラム⑨:「オルタナティブファクトとしての渡辺曜」

渡辺総研の新年初の雑多なコラムです。章ごとの連関は特にありません。近況報告/時事ネタ多めです。

1. はじめに

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まず初めに「渡辺総研コラム」というシリーズ記事について改めて説明します。

大まかにわけるとこちらは2種類ありまして、「渡辺総研がそのときの時事ネタや思考を記録する記事」と「渡辺曜以外にまつわるトピックを扱う記事」に分けられます。

過去にはこんなものを書いてきました。

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今回は前者の時事ネタ寄りの記事になりそうですね。当サイトは「渡辺曜研究委員会」というブログなんですけれども、あまり自分のことを書かないというか、ブログっぽい記事を書かない傾向にあるんですよね。その意味では渡辺総研コラムはブログっぽい記事が多めな気もします。まあ渡辺総研の考え方とかを知りたいならここらへんを読むとわかりやすいかもしれないですね。そんな感じです。

2. ポプテピピックだね

いわゆる2018年冬アニメとして、2018年1月8日時点で話題となっているのはTVアニメ『ポプテピピック』ですね。渡辺総研も最初見たときは「すごいアニメがきたもんだ」と驚きました。

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そのため「ポプテピピックってクソアニメなのかな?どうなのかな?」みたいなぼやき記事を書いたところ、まさかのブクマ100超えでした。

はてなスターやブックマークやコメントをくれた方、シェアしてくれた方、本当にありがとうございます。

正直数十分でさくっと書いた文章がここまで反響があるとは思わなかったので驚きましたし、こんなのがはてな人気エントリやSmartnewsに載ったのは大変恐縮ではありました。

しかしそれだけポプテピピックという作品の人気や関心が高まっているということの裏返しでもあるのでしょう。普段ブログを書いている人間としては大変ありがたいことですねブログ名が渡辺曜研究委員会なのに一番バズった記事がポプテピピックの記事というのは少し複雑な心境ではありますが

3. C93の戦利品感想

2017年の年末に開催されたコミックマーケットC93に、初めて始発で行きました。友だちが壁サークルを狙いたいとのことで、渡辺総研は基本的にファンネルに徹していました。いわゆる大手サークルの本も手に入れられたので喜んでもらえてよかったです。

忙しくてよしまる本以外はまだちゃんと読めていないのですが、ラブライブ関連本についてはどれも満足な出来でした。

GUNHACKは商業誌としてあってもおかしくないレベルのクオリティで、聖地巡礼の手引きとしてぜひ持っておきたい1冊という感想です。

ずら丸言語学は一見難しそうに見える方言についての考察を、キャッチーな表紙とわかりやすい文章でうまくまとめていて、非常に面白い取り組みだと感じました。

めざし先生のよしまる本は相変わらず最高でしたね。大学生/社会人のよしまる2人に高校の頃の制服着せるシーンとか、フェティシズムを刺激されましたね。

4. 渡辺総研の近況報告

2017年の年末には渡辺総研の会合がちょくちょくありました。議題は主に母ひろこだったのですが、それ以外にもいくつかの話題について取り上げられました。

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その中でもいわゆる「渡辺総研は渡辺曜信奉者・カルト集団・宗教法人・反社会的勢力である」といった言説があることに触れて、渡辺総研のブランディングにまつわる議題がありました。

正直このようなイメージは渡辺総研(渡辺研究員T)が想定していたものではなかったので、このままだと渡辺総研(渡辺研究員T)の責任問題に波及する可能性も否定できません。

渡辺総研としては「渡辺曜にまつわる諸問題の解明」を目的としているわけですから特に新年の抱負などはありません。しかし強いて言えば2018年は「曜ちゃんしゅきしゅき」な面を積極的にアピールしていきたいですね。

もっと当たり障りない曜ちゃん推しブログになろう。ということで渡辺曜考察とは別にラブライブやキャストの皆さんの応援記事やレビュー記事なんかも引き続き力を入れていきたいですね。もちろんTV2期アニメの考察なども随時総括してきたいです。

5. どちらでもない加担者たち

問いが誰のためになされるのかについて考えてみる。

目の前に出された選択肢がすべてを包括出来るとは思わない。

剥奪された主体を取り戻せと言っている輩がいる。目の前にいるそいつが泥棒だとは思いもよらないだろう。

俗語としてのモラルハザードを思い浮かべる。安全圏にいるのはあながち否定できないかもしれない。

声を出さずにどうやって伝えるか。選ぶことに責任が伴うなら、それもまた仕方のないことだろう。

悪意なき加害者について

6. 花田十輝先生が質問箱に答えてくれるという神イベント

2018年1月4日・5日は『ラブライブ!サンシャイン!!』のシリーズ構成・脚本を担当する花田十輝さんがTwitterで質問箱を通じて質問に答えてくれました。

lovelive-sunshine.info

実際の一問一答はアクアパンチさんの記事が詳しいのでそちらを見て下さい。

この現役の脚本家さんが一般人の質問に答えてくれるのって、すごいイベントだと思うんですよ。こういうのって普通はトークショーなどの有料イベントでやるコンテンツでしょうに。

アニメの評価にあたって脚本家というのは良くも悪くもやり玉にに上がることが多いように思えます。しかしその実態を知る人は少なく、皆さんわりと憶測とイメージで語りがちですよね。

今回の質問はプロの脚本家の仕事観や花田十輝という人物を知るよいきっかけとなりました。

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そういえば以前に渡辺曜概念へのアプローチとして「吉本隆明の対幻想」という話題を取りあげたのですが、この吉本隆明氏とかつて論争をした花田清輝氏は、花田十輝さんの実の祖父にあたります。

なので「吉本隆明」「花田清輝」「花田十輝」と「対幻想」というのはわりと因縁があるというか、因縁があったら面白いなーとは思ったりします。質問をみてそんなことを考えていました。

7. 電撃ライブと家虎 

25th.dengeki.com

2018年1月8日(月)は電撃25周年を記念したライブがありました。Aqoursはトリを務めたようですね。

これわりと興味があったんですけど、スケジュールが合わず泣く泣く断念しました。

また未確認情報ですが、現地では家虎をして係員に退場させられた人がいるとの情報がTwitterで流れました。

情報は裏取りができていないので下手なことは言えませんが、家虎だけで退場は考えづらいのではないかなーと思います。どちらかといえば家虎などにいたる行為をめぐっての観客同士のトラブル・暴行などが原因のような気がします。一応レギュレーションには家虎規制と見えなくもない文言はありますが、厳密に規制されているかと問われると疑問符が付くところです。

また周りのお客様のご迷惑となるような大声・奇声、公演の妨げとなる大きな音を鳴らす等の行為、両手を左右に激しく振る、腕を振り回す、上半身を反らすなどの過激な応援行為、過度なジャンプ行為も禁止とさせていただきます。
他のお客様のご迷惑になるような行為をされた場合、係員の指示に従わなかった場合は退場して頂く場合がございます。予めご了承ください。

DENGEKI 25th Anniversary DENGEKI MUSIC LIVE!! 2018 | 電撃25周年公式サイト〉より

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家虎をめぐる諸問題については過去にもいくつか取り上げてきました。いずれこの問題について体系的に考察する記事も出してみたいですね。

現時点でいえるのは別に家虎は絶対悪ではないということくらいです。このあたりは非常に難しいのですが、ルールの範囲内で観客の大多数の合意などがあれば家虎も理論的には成立します。ただしこの問題の本質は家虎というよりも家虎を配慮なく強行するような迷惑な輩への反発心というのが実情のようにも見えます。

そういえばこのお二方はTVアニメ『フリージング』の主題歌を担当したという共通点がありました。あいきゃんこと小林愛香さんはEDの「君を守りたい」を歌ってましたし、のちに『クイーンズブレイド リベリオン』のED主題歌「future is serious」も歌唱されています。

こちらは『ラブライブ!サンシャイン!!』を知る前から好きな曲だったので、初めてあいきゃんさんが歌っていると認知したときは驚きましたね。今でいうところのヨハネ寄り歌唱ボイスといったところでしょうか。

8. まるごとりかこ配信開始

満を持して逢田梨香子さんの初の冠番組がスタートしました。第1回目の内容としては「逢田さんがハンバーグ作りに挑戦する」といったものでした。いまだに出来合いハンバーグ事件のことが尾を引いているようですね。

卵を割っただけで「私料理できるんだよ」とおっしゃるりきゃこさんの姿が可愛らしいなあとは思いました。玉ねぎのみじん切りについては不安しか覚えませんでした(誰か切り方教えてやれよ…)。大変緊張感のある面白いコンテンツですね(白目)

「逢田梨香子 やらかし」についてはいつか記事におこしてみたいものですね。曜研のりきゃこ推しの方もそのあたりはすごい気に入っているようなので、話を聞きつつ書いてみたいと思います。

いずれにしても、逢田梨香子さん初冠番組スタートおめでとうございます!第1回放送については無料で視聴できるようなのでおすすめです。

9. 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会メンバ―紹介1・上原歩夢

PDPについては渡辺総研の勉強不足の感もあり、正直よくわかりません。2017年末はAqoursのことだけでも手一杯だったので、なかなかそこまで手が回りませんでした。

PDPの皆さんについても記事として取り上げていきたいと考えています。

上の動画ではついにちょぼらうにょぽみ先生の4コマにキャストがアフレコしているので非常に歴史的な動画だと思います。普通じゃない方の上原歩夢ちゃん、よくわかりました。

10. よしりこソロ楽曲視聴動画公開!

ヨハネ曲かっこよすぎやろ…!梨子ちゃんは1stライブのりきゃこさんのピアノも思い浮かべて味わい深い曲になっていますね。

いまさらなんですけど、TVアニメ2期始まるまではここまでよしりこ優遇が来るとは思いませんでしたよね。これもよしりこおじさんが頑張って火のないところに火種を起こし続けた努力のたまものでしょう(注.褒めてます)。

どちらもライブ映えしそうな曲で大変楽しみです。

11. オルタナティブファクトとしての渡辺曜

オルタナティブファクト(alternative facts)は2017年1月にトランプ政権のコンウェイ大統領顧問が発して物議をかもした言葉だ。直訳すれば「替わりの事実」、嘘という言葉を都合よく飾り立てたように見えるオルタナティブファクトは多くの皮肉や議論を引き起こした。

トランプ氏が第45代アメリカ合衆国大統領に選ばれたのは2016年12月。同じく2016年にオックスフォード英語辞書が選んだ今年の言葉(2016年を代表する言葉)は「post-truth」だった。

これらを踏まえれば「現代は事実が事実であることの優位性を突き崩された時代」といえるだろう。

事実はひとつだが、真実はひとつではない。事実を観測するのは個人であり、個人の観測の結果としての真実が浮上する。その意味において事実とは多数者によって同時観測された真実に過ぎない。我々が事実と疑わないものは、主観的真実の度合い強度を測る言葉に過ぎない。

片方に「事実」を、片方に「感情を載せた嘘」をのせてみる。天秤はオルタナティブファクトに傾いた。人間の憎悪や怒りは21グラムなのだろうか。

渡辺曜が童貞であるというオルタナティブファクトは嘘なのだろうか。残念ながらここでは嘘か本当かはさほど価値がなくなってしまった。渡辺曜への様々な言説はもうひとつの事実(真実)として成立する。

であれば、考えるべきはその嘘がどこからやってきて、誰が生み出し、誰にとって都合のいいものなのか、ここを検証するべきだろう。

現実でのオルタナティブファクトは、言い換えればマスメディア・アカデミアをはじめとする権威主義への反抗だろう。

さて、渡辺曜に対応する権威とはどこにあるのか。答えはそう遠くない日に明らかになる。

その他関連リンク

参考文献