2017年10月14日(土)放送のアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期2話「雨の音」における「よしまる」の感想・レビュー記事です。
- 1. その他のTVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期関連記事
- 2. よしまるの起源
- 3. アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期2話「雨の音」におけるよしまる
- 4. よしまるの魅力とは
- 5. 2期2話「雨の音」におけるよしまるの感想
- 6. アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期2話「雨の音」感想
- 7. 総括
1. その他のTVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期関連記事
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期の感想記事や関連記事は下記リンクになります。
2. よしまるの起源
そもそも「よしまる」とは津島善子(よしこ)と国木田花丸(はなまる)のCPを表す言葉です。ときにはヨハネからとった「よはまる」という表記も使われることがあります。
よしまるの発祥はアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期からとなります。正確にはよしまるカップリングそのものは以前からあったものの、アニメ1期1話「輝きたい!!」にてよしまるが幼稚園からの幼馴染であることが判明し、よしまるCP勢の拡大に繋がりました*1。
電撃G's magazineでは花丸と善子の二人が描かれたイラストとして次のようなものがありますが、いわゆるよしまる的な絡みはほとんど見受けられません。
↑画像は〈ラブライブ!サンシャイン!! FIRST FAN BOOK〉110頁より
こちらの花丸ちゃんは善子のことをヨハネちゃんと呼んでいることからもわかる通り、アニメにおけるよしまるとは一線を画しています。
↑画像は〈ラブライブ!サンシャイン!! SECOND FAN BOOK〉18,19頁より
またこちらは1年生組のイラストですが、メッセージにて「花丸の急激なバストの成長をうらやむ」善子の内心が書かれています。
↑画像は〈Cut 2017年 05 月号 [雑誌]〉66,67頁より
花丸と善子が共に写っているイラストはそこまで珍しくはありませんが、他のメンバーがカメラ目線の中、よしまるだけが互いに見つめあっています。このようなイラストは後にも先にもこれだけです(2017年10月14日時点にて)。
ちなみに渡辺総研はアニメ1期の2人の絡みと、主にめざし先生の二次創作イラストを見てよしまる沼にハマりました。
3. アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期2話「雨の音」におけるよしまる
感想としてよしまる回という印象でしたが、よくよく見るとよしまる2人はそこまで多く会話しているわけではないんですよね。以下2話におけるよしまるのまとめです。
- 「あっちがいいずら~!」「もっとポップコーン食べたかったのに!」ふてくされよしまる
- 善子にマカロンを食べさせ昇天させる花丸
- ドッチボールで花丸を守る善子(彼氏かよ)
- よしまるバスデート(りぼん花丸かわいい!)
- 温泉回・ポニテ花丸とシャンプーハット善子が可愛い(胸のサイズを気にしてタオルを手放せない善子がかわいい)
- 「笑いながらお風呂入っているの不気味ずら」「うっさい!」
- 「フッフッフ…、暗黒の力を、リトルデーモンの力を、感じーー!!」「仏教ずら」「知ってるわよ!」
- 「善子ちゃんがちょっと書いてるの、この前みたずら」「なに勝手に見てんのよ!」
- 「お前にはそう見えているのだろうな!お前には!」「誰にでも読めなきゃ意味ないずら…」
- 善子の歌詞ノートを勝手に見る花丸ちゃん。
あ~幸せ
4. よしまるの魅力とは
渡辺総研が考えるよしまるの魅力をまとめてみました。
- 幼稚園時代からブランクのある幼馴染、絶妙な距離感(付かず離れずの関係性)
- それぞれがツッコミ・ボケのどちらでもこなせる汎用性
- 花丸と善子のキャラ属性としての対称性(例:みかん嫌いな善子、みかん好きな花丸、スレンダーな善子、バストが豊満な花丸、堕天使の善子、聖歌隊の花丸)
- 花丸のいたずらっこ属性
- 善子のへたれ属性
特に花丸ちゃんはいたずらっこ属性を発揮することがしばしばあり、「善子ちゃん」という呼び名も「ヨハネ!」と主張する善子さんをいじるための呼びかけである可能性があります。またよしまる二次創作界隈では、花丸ちゃんが積極的な攻めを見せる一方で善子さんはヘタレさを発揮するという構図がしばしば見受けられます。
さらに2人とも人付き合いを積極的にするタイプではないなど、互いの弱みを補い合うことができる補完的関係性を構築しています。また「津島善子/堕天使ヨハネ」と「おとなしい花丸/いたずらっこの花丸」といった2面性を持っており、これらがキャラやCPへの妄想をより掻き立てる重要な要素になっているのではないかと考えられます。
5. 2期2話「雨の音」におけるよしまるの感想
花丸ちゃんのいたずらっこ・やんちゃ属性については以前から指摘があり、今回の回で言えば「見ちゃだめと書いてある千歌さんの歌詞ノートはためらいなく開示する花丸ちゃん」などに現れています(その後善子ちゃんの黒歴史歌詞ノートも開示しています)。
またアニメ2期からは花丸ちゃんの文学少女要素を押し出すようなカットが見受けられ、2話「雨の音」では「津軽・太宰治」の本を読む花丸ちゃんが描かれました。1期では大食いキャラとして定着しかけただけに、文学要素も付与するのは素晴らしい判断だと思います。
6. アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期2話「雨の音」感想
ここからは普通に2期2話「雨の音」の感想ですが、渡辺総研が注目したポイントは次の通りです。
- ルビィの裁縫設定の回収
- 3年生組が先輩スクールアイドルとして楽曲作りを主導
- 善子のチョコレート好き設定の回収
- ルビィ「あ、ぞうさん!」
- 鞠莉のインダストリアル・メタル好き設定の回収
- なちゅらルンルンせっけんシャンプーによる裸阻止
- 果南の怖がりや設定追加
- ブラック・ブランク
- Q.「千歌ちゃん?」「そんなところでなにしてるの?」A.「…輝いてる。」
キャラ設定の回収、またアニメ1期での課題となっていた特定CP以外でのキャラの交流を描いたという点で高く評価できます。また1年生と3年生の橋渡し役として、黒澤姉妹が間を取り持つという展開は非常に納得のいくものでした*2。
最後の「6人が雨漏りの水の音で楽曲作りのヒントを得て、また絆を深めた」という展開については、確かに強引さも否めませんでした。たとえばこれが「プリパラ」アニメであれば、自然な流れでライブに突入するところです。しかしあいにくこのアニメは「ラブライブ!」です。天候を操作しないだけマシと思え。
また次回第3話である「虹」というサブタイトルから想像するに、虹をテーマにした楽曲が披露されるのではないかなと予想できます。
6人別々の個性は雨漏りの水(またはそれを受ける器の形の違い)に象徴され、そこからつむがれた水(Aqours)のメロディが、太陽(Sunshine)を受けて虹(新楽曲)となる。
こう考えるととてもきれいにまとまりそうですね。
7. 総括
というわけでよしまる推しにはたまらない2期2話「雨の音」でした。サブタイトルと予告の不穏さから想像のつかないキャラ和気あいあい回でしたね。
そしてやっぱりED部分は毎回変わるようです。花丸ちゃんかわいかったです。
P.S. 渡辺曜さんは「友情ヨーソロー」のアンサー回まで出番持越しとみた!
【ニコ生タイムシフト(2017/10/14 22:30放送)】【TV同時放送】「ラブライブ!サンシャイン!!TVアニメ2期」2話上映会 https://t.co/9z4APct48a… pic.twitter.com/CSDBtX7dvn
— 花丸総研@渡辺曜研クラブ (@HNMR_0929) 2017年10月21日
ミニオン花丸ちゃん好き pic.twitter.com/xd4tG6iik2
— 花丸総研@渡辺曜研クラブ (@HNMR_0929) 2017年10月14日