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TVアニメ『バビロン』1話「疑惑」考察

TVアニメバビロン1話「疑惑」の考察記事です。【注.】TVアニメバビロン1話「疑惑」のネタバレ注意です。

1. バビロン1話「疑惑」

東京地検特捜部検事の正崎善は、製薬会社の不正事件を追ううちに一枚の奇妙な書面を発見する。

 

そこに残されていたのは、毛や皮膚のまじった異様な血痕と、紙一面を埋め尽くすアルファベットの『F』の文字。

 

捜査線上に浮かんだ参考人の元を訪ねた正崎は、信じがたい光景を目にする。

TVアニメ「バビロン」公式サイト〉より引用

1-1. 内容要約

  • 東京地検特捜部検事の正崎善(せいざき ぜん)と、東京地検特捜部検察事務官の文緒厚彦(ふみお あつひこ)が製薬会社の不正事件に迫る。
  • 日本スピリ製薬会社による薬機法違反の疑い:①新薬アグラスの虚偽誇大広告、②日本スピリから複数の大学へ実際の薬効を高く見せる嘘の研究結果を求める不正依頼
  • アグラス事件の調査過程で発見された毛髪と皮膚と血痕にまみれた『F』の書かれた書面→浮かび上がる聖ラファエラ医科大学の因幡信(いなば しん)と睡眠薬セイレン→因幡信の不審死(全身麻酔による自殺)
  • 因幡信を訪れていた男女ーー男は安納智数(あのう ともかず)、元衆議院議員野丸龍一郎(のまる りゅういちろう)の私設秘書
  • 安納智数による東京建設業連盟会長への女を使った買収行為疑惑
  • 文緒厚彦の動機なき首つり自殺
  • 新域(町田市・八王子市・多摩市・相模原市を越境合併して設置された新たな行政区画)市長選挙に野丸龍一郎と齋開化(いつき かいか)が立候補。

2. 1話「疑惑」のポイントまとめ

第1話「疑惑」での死亡者は聖ラファエラ医科大学の因幡信と、東京地検特捜部検察事務官の文緒厚彦の2名。

 

本サイトでは曲世愛を主要な考察対象とするが、第1話では表向き曲世愛は登場していない。正確には2回別の姿で登場しているのだが、この変装を超えた容姿の変動ぶりは曲世愛の概念説、あるいは認識阻害説など多様な解釈が可能だ。曲世愛が年齢や容姿を超えて魅惑的な美女に変貌できるとすれば、男には変貌できないのだろうか。

 

あるいは異性から見れば曲世愛は魅惑的な美男に映るのだろうか。正直曲世愛のこっちの能力の方が驚異的にも見えるが。

 

曲世愛の一連の能力の全容解明は難しい。ここでは曲世愛が人を自死に追い込む能力のみに限り、便宜上自殺誘導(タナトスハック)と呼称するが、因幡信と文緒厚彦はタナトスハックにかけられた可能性が高い。

 

ただアニメ本編では因幡信による睡眠薬セイレンがどのように利用されたのかが明示されていないように思える。

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