渡辺曜研究委員会

渡辺曜について考察するブログです。

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電撃G’sマガジン2016年12月号を買ったのでレビューっぽいものを

電撃G’sマガジン2016年12月号を手に入れた感想を書いた記事です。

電撃G’s magazine 2016年12月号

電撃G’sマガジン2016年12月号を買ったのでレビューっぽいものを

 表紙は『ラブライブ!サンシャイン!!』ではないのですが、それなりに重要なので一応レビューします。

 

 今回の12月号の主な内容は以下の通りです。

【電撃G’sマガジン12月号の内容要約】

・「第2回センターポジション総選挙」1位は松浦果南

・Aqoursの3rdシングルは2017年春発売決定

・「第2回センターポジション総選挙」を受けて、各キャラからのコメント

・版権イラスト①ようちかなんの3人の黒セーラー服イラスト(版権イラスト②で梨子も同様の制服を着ていることことから浦の星女学院の冬服の可能性?)

・版権イラスト②梨子の黒スト黒セーラー白リボン制服姿

・版権イラスト③鞠莉の乗馬風景

・版権イラスト④ちかまる(←尊い。新たなる可能性を感じる…)

・TVアニメ全13話のおさらいページ

・「G'sマガジン第1回カバーガール総選挙」2017年1月号(11月30日発売)にて結果発表

 

本誌による果南人気の解説

*1

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 本誌では「第2回センターポジション総選挙」の投票推移や、松浦果南の1位の要因について解説されています。

 

 それによれば、総選挙序盤は善子が頭ひとつ抜け出し、果南と花丸が接戦の展開に。その後、中間発表で果南が花丸と僅差で2位になった結果を報じたところ、前回選挙で9位だった果南を後押しする声が多数到着。その結果、最後の最後に果南がわずかに抜け出す結果となりました!*2 とのことでした。

 

  これは筆者が過去記事で言及した内容にも通ずるものかと思われます。

wtnbyou.hatenablog.com

  また、その中でも特に言及したいのはやはりこの点でしょう。

『ラブライブ!』では総選挙をはじめとする順位投票において、「一度1位を取ったキャラは、まだ一位を取っていないメンバーに優先的に譲る」という力学が働いています

「第2回センターポジション総選挙 最終結果」と「浦ラジ!!!パーソナリティ総選挙 中間発表」まとめ - 渡辺曜研究委員会

  松浦果南1位獲得の経緯には、アニメによる人気上昇もさることながら、中間発表で9位、また中間発表で1位の善子は「ゲーマーズ沼津店Aqours看板娘総選挙」で1位を獲得していたなどの事情もあり、上記の力学や「果南を最下位にさせない!」というファン心理が働いた結果であると読み取れます。

 

 このことからも上記の力学は『ラブライブ!サンシャイン!!』においても健在であるということはできそうです。

 

 ちなみに人気の理由としては「お姉さん気質が人気の秘密」「ハグしてほしい人が多かった!?」といった類のコメントが多かったようです。また「果南ちゃんみたいな女性になりたい」という女性からの支持も目立ったと解説されています。また本誌によれば鞠莉さんは男性票よりも女性票の数が上回ったとのことから、果南・鞠莉は女性人気が高いという新たな傾向が見えた結果でもありました(もちろんこの事例だけで確定はできませんが)。

 

渡辺曜研究委員会なので渡辺曜についても触れる

*3

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 中間発表から順位は変わらず5位だった渡辺曜。ファンも曜のように友達思いのため他キャラ支援に回る、などとフォローされていますね。いつぞやの筆者のツイートが現実になったようです。

  そんな渡辺曜さんですが、先日のスクフェス投票イベント「Aqoursといっしょ♪冬休み大作戦!」ではちゃっかり1位を取っています(2016年10月31日時点)。

  このスクフェス投票はシチュエーションも含まれているので純粋な人気投票と呼べるのかはわかりませんが、渡辺曜人気は健在であるということは十分言えるでしょう。

 

 少なくとも、第2回センター総選挙で落ち込んでいた渡辺曜推しの皆さんにとっては、良い知らせではないかと思われます。筆者はなかなか花丸さんが1位を取れないので、そこだけ残念ですね。

 

コミック版『ラブライブ!サンシャイン!!』第7話より

 気になったシーンだけ抜粋してご紹介します。

*4

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 桜内梨子さん、美術部員設定が残ってました。アニメだと見受けられませんでしたが。

 

 それと漫画版では梨子さんが「美術部員、地味な私」という設定が前面に出ているほか、「やりたいなにかや、こうしたい主張はなんにもなくて――」とまるでアニメ版千歌を思わせるような独白をしている点も興味深いですね。

*5

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 また渡辺曜の貴重な飛び込みシーン。渡辺曜の飛び込み関連のシーンは、アニメだと幼少期の回想、G’sでは版権イラストで数点出ているのみでしたので、漫画版とはいえとても貴重な描写です。まあ版権イラストと漫画版は電撃G'sの設定準拠のところが多いので、おかしくはないのですが、アニメに慣れていると物珍しく思えてしまいます。

 

 もっとも、漫画版の渡辺曜は、ほぼモブに等しいのでアニメと同列に語ることは難しいです。漫画版では、アニメでの渡辺曜ポジションを、松浦果南が占めています(千歌が最初にスクールアイドルに誘うなど)。

 

総括:「中間1位は最終1位にはなれない」の法則?

 というわけで、本誌による松浦果南人気の解説と、渡辺曜について見ていきました。

 

 ここでは最後にひとつの仮説を提示して本記事を終わりたいと思います。それは

中間1位は最終1位にはなれない」という法則です。

 

 つまり、総選挙で中間発表1位を獲得したキャラは、最終結果では1位を獲得できないのではないかという仮説です。

 

 参考までに今までの総選挙の順位推移を見てみましょう。

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 こんな仮説を出しましたが、実のところ「第1回センターポジション総選挙」において、渡辺曜が中間1位、最終1位を獲得しています。

 

 しかし、それ以後の総選挙においては、中間1位であったキャラが最終では陥落するというパターンが続いています。

 

 ここでは詳しくは言及しませんが、各キャラの人気の絶対数が上昇していることや、「一度1位を取ったキャラは、まだ一位を取っていないメンバーに優先的に譲る」という力学が働いた結果、中間1位のキャラがまくられるという事態につながっているのかもしれません。

 

 要は、中間1位でも安心はできないということですね。『ラブライブ!サンシャイン!!』は投票機会が多いので、これからも熾烈な戦いが繰り広げられることになりそうです。

 

 P.S. 想いよCD発売は11月9日、楽しみです。 

*1:画像は「電撃G’sマガジン2016年12月号」38,39頁より

*2:「電撃G’sマガジン2016年12月号」38,39頁より

*3:画像は「電撃G’sマガジン2016年12月号」41頁より 

*4:画像は「電撃G’sマガジン2016年12月号」150頁より

*5:画像は「電撃G’sマガジン2016年12月号」161頁より