渡辺曜研究委員会

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渡辺曜を再考する⑥:「GoogleTrendsから見る各キャラの人気分析/台頭する国木田花丸」

渡辺曜を再考する⑥:「GoogleTrendsから見る各キャラの人気分析/台頭する国木田花丸」

 今回は「GoogleTrends」を用いて『ラブライブ!サンシャイン!!』の各キャラクターの検索数を分析、その人気推移を見ていきます。

目次:渡辺曜を再考する⑥:「GoogleTrendsから見るキャラ人気分析/台頭する国木田花丸」
①「Google Trends」という方法論
②調査結果
③補足・単語選定プロセス
④総括:これからの人気推移について
⑤ 渡辺研究庫:資料file-7「Twitter7月31日~8月1日までまとめ」

 「Google Trends」という方法論

 今回は過去記事で行った「渡辺曜の人気をGoogle検索エンジンにおける検索数によって検証する」という方法論を用います。そのため記事としては第二弾という形になるかと思います。詳しくは過去記事を参照してください。

wtnbyou.hatenablog.com

 なお、今回の分析または考察は以下の前提に則って述べられています。

・キャラ名の検索数=そのキャラへの関心・人気と比例するものとする

・Googleにおける検索傾向が他の検索エンジンにおいても同様であるものとする(Yahoo!や他の検索エンジンはここでは取り上げない)

・検索単語は、もっとも検索数が多いものを調査対象とする。その他の関連語による検索数は一切無視するものとする(例:検索単語「高海千歌」、その他関連語「千歌」「ちかちゃん」「ちかちー」)

  逆に言えば、これらの前提が崩れた場合、本調査から導き出される内容はすべて誤った結論になる可能性があるということです。この点はあらかじめご了承いただきたく思います。

 

 また調査方法は第一弾の過去記事で行った条件に準じるものとします。ただしここでは集計期間のみ、「過去90日間」から「過去30日間」に変更としました。これは今回はアニメ放送開始後からの人気推移を検証するということで、調査目的が変化したためです。

 

 それでは調査結果を見ていきましょう。

調査結果*1

(図:Ⅰ.A)

f:id:homeless467:20160805203225p:plain

(図:Ⅰ.B)

f:id:homeless467:20160805203249p:plain

(図:Ⅰ.C)

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(図:Ⅰ.D)

f:id:homeless467:20160805203300p:plain

(図:Ⅰ.E)

f:id:homeless467:20160805203304p:plain

(図:Ⅰ.F)

f:id:homeless467:20160805203317p:plain

(図:Ⅰ.G)

f:id:homeless467:20160805203324p:plain

www.google.co.jp

 グラフは青色が渡辺曜赤色が津島善子黄色が国木田花丸緑色が高海千歌紫色が黒澤ルビィをそれぞれ示したものです。今回は国木田花丸を中心に見ていきます。

(図:Ⅰ.A-1)

f:id:homeless467:20160805204721p:plain

(図:Ⅰ.A-2)

f:id:homeless467:20160805204731p:plain

(図:Ⅰ.A)(図:Ⅰ.A-1)(図:Ⅰ.A-2)は同じグラフになります。

 

 これらを見てみると、第4話「ふたりのキモチ」が放送された7月23日、第5話「ヨハネ堕天」が放送された7月30日を起点に、国木田花丸の検索数が急上昇していることが分かります。

 

 その上昇幅は、常に検索数1位をキープしてきた渡辺曜を上回る数値です(一度、津島善子の検索数が上回ったときは、7月13日「津島善子の誕生日」が影響したためです)。

 

 同じように高海千歌のグラフが急伸したタイミングは、彼女の誕生日である8月1日と一致するため、そのことが影響した可能性が高いです(第5話の影響もあるとは思います)。

*〈【スクフェス】高海千歌ちゃんの誕生日ボイスまとめ【ラブライブ!サンシャイン!!】 | Aqours☆PUNCH!! ~ラブライブ!サンシャイン!!情報サイト~

 

 このように、第5話までの各キャラの検索数を見てみると、アニメ第2話、第3話で渡辺曜の検索数が上昇、第4話、第5話で国木田花丸の検索数が上昇したことが明らかとなりました。

 

 逆にいえば、その他のキャラはアニメ本編の出演の有無にかかわらず、検索数の上昇につなげられていないということがわかりました。

 

 その他気になる点としては、人気上位3人(渡辺曜、津島善子、国木田花丸)の小区域別のインタレストの統計があります。(図:Ⅰ.C)(図:Ⅰ.D)(図:Ⅰ.E)を見てみると、岩手県・新潟県において3人が共通して多く検索されているというデータが興味深かったです。

 

 一概には言えませんが、少なくともこのデータから考えると、人気上位3人は岩手県・新潟県において多く人気を獲得している、あるいはキャラの人気には地域差があるということが言えそうです。

 

補足・単語選定プロセス

 ここでは「高海千歌」「黒澤ルビィ」の検索単語選定のプロセスについても載せておきます。

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高海千歌, 千歌, ちか ラブライブ, ようちか, 千歌 ラブライブ - Google トレンド〉より

 ↑グラフを見てみると、「高海千歌」よりも「千歌」の方が検索数が多いことが分かります。しかし「千歌」で検索をかけてみると、『ラブライブ!サンシャイン!!』とはかかわりのない検索結果も含まれていることを確認したため、今回は除外。より確実な「高海千歌」を検索単語として選定しました。

 

f:id:homeless467:20160805213218p:plain

黒澤ルビィ, ルビィ ラブライブ, ぴぎぃ ラブライブ, 黒澤 ラブライブ, るびまる - Google トレンド〉より

 ↑ご覧のとおり、「黒澤ルビィ」で圧倒的な検索ボリュームを確認したため、この単語を検索単語として選びました。

 

総括:これからの人気推移について

 今回データとして『ラブライブ!サンシャイン!!』の各キャラ人気を検索数という視点で見ていきました。

 

 結論として人気上位三名(渡辺曜、津島善子、国木田花丸)の上位陣がほぼ固定されているということが明らかになりました。第4話、第5話放送後には国木田花丸の検索数が上昇したため、人気順位で津島善子を国木田花丸が抜くという展開は十分考えられます。しかしその他のキャラが、このトップスリーの牙城を崩すことは至難の業だと言わざるを得ないでしょう。

 

 ただ今回のこの方法論には様々な点で欠点があり、たとえば津島善子については「ヨハネ」という検索数が反映されていないといった、キャラ名は「フルネーム」でなければならないという条件があります。そのためキャラによっては満足に数値に反映されていない、ということを念頭に置く必要があります。

 

 言い方を変えると、この調査方法は渡辺曜にとってかなり有利な条件であるといえます。というのも、筆者がキャラについて「千歌ちゃん」や「ヨハネ」と書くことはあれど、「渡辺曜」についてはフルネームで記載してしまうためです。

 

 別に「曜ちゃん」や「ヨーソロー」でもいいとは思うのですが、なぜか渡辺曜について論じるときは、「渡辺曜」という表記でなければいけないと感じるのです。この点は渡辺曜の〈渡辺曜性〉と言えるかもしれず、後々の考察の対象にもなるでしょう。

 

 とりあえずは今回はこの辺で終わろうと思います。付録に渡辺研究庫も載せますが、いつものように興味のある方だけ読み進めてください。それでは

 

 P.S. 今日からは花丸・渡辺曜イベント♪

game.boom-app.com

 

【参考文献】

lovelive-schoolfestival.net

  渡辺研究庫:資料file-7「Twitter7月31日~8月1日までまとめ」

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 2016年7月31日~8月1日までの「渡辺曜」関連ツイートのまとめです。

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*1:なお、今回掲載したグラフの画像はすべて2016年8月5日に取得したものになります